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ペットショップ
【弁護士解説】ペットショップでの法律問題
ペットショップを経営する上で、法律問題は避けて通れない重要なテーマです。ペットの取引や顧客対応など、日常業務の中でさまざまな法的課題が発生することがあります。この記事では、ペットショップで発生し得る法律問題について、弁護士の視点から詳しく解説し、その対策についてもご紹介します。 【ペットショップにおける一般的な法律問... -
ペットトラブル
【弁護士解説】飼い犬が噛み付きトラブルに遭ってしまった…
ペットが他人の飼い犬に噛み付かれて怪我を負ってしまった、そんな場合に法的にどのような請求ができるでしょうか? 【ペットの治療費等は請求できる?】 動物の飼い主は、当該動物の占有者として、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負います(民法第718条1項本文)。 ペットが他人の飼い犬に噛み付かれ、怪我を負ってしまった場合... -
ペットショップ
【弁護士解説】ペットホテルの契約書について
ペットホテルで、預かっているペットが死亡や怪我をしてしまった場合、どのような法的責任が生じるか、免責条項を設けた契約書を締結している場合は、かかる法的責任を負うか、本記事では、ペットホテル業の法的責任について、法的な観点から解説します。 【預かり中のペットが死傷してしまった場合】 有償でペットを預かる、いわゆるペット... -
動物病院
動物病院における診療報酬の回収方法について
人間と異なり、ペットの医療費には公的な健康保険がないため、基本的に飼い主が医療費を全額負担することになります。また、犬の平均医療費は年間約4万~7万、猫の平均医療費は年間約3万~3万5千円と言われており人間の医療費に比して高額です(参照:アニコム家庭どうぶつ白書2023/9頁)。 そのため、飼い主がペットの医療費を支払わず、動... -
動物病院
獣医療法施行規則の改正について
令和5年10月13日付けで「獣医療法施行規則の一部を改正する省令」(令和5年農林水産省令第52号)が公布され、令和6年4月1日からこれが施行されることになりました。これに基づく獣医療広告の改正点を以下概説致します。 【改正のポイント】 獣医療広告については、獣医師又は診療施設の業務に関して、特定の例外を除き技能、療法又は経歴に関... -
ペットフード事業者
ペットフード「No.1」等の最上級表現について
リサーチ会社に調査をしてもらい、弊社の製品について、「キャットフード売上No.1」等の最上級表現をしたいと考えています。法律上何か問題はありますか? 最上級表現をする場合、客観的かつ合理的なエビデンスがあり、表示がかかるエビデンスを適格に反映したものでなければ、景表法上の優良誤認表示に該当する可能性があります。 【最上級... -
動物病院
動物病院のホームページに関する広告規制について
動物病院の広告について、費用に関する表示ができないと聞きましたが、事実でしょうか? 獣医療に関しては、獣医療広告ガイドラインにおいて、費用に関する広告が禁止されています。 もっとも、以下のとおり一定の場合には、費用に関する広告も可能です。 【獣医療広告ガイドライン】 獣医療に関する広告については、獣医療法(以下「法」と... -
ペットフード事業者
ペットフードにおけるプロピレングリコールの使用について
現在キャットフードの製造開発を行っているのですが、その原材料の製造過程においてプロピレングリコールが使用されています。原材料としてプロピレングリコールを使用してはならないことは知っているのですが、原材料の製造過程にそれが使用されている場合でもNGでしょうか? 猫の健康被害が及ばない量のプロピレングリコールが使用されてい... -
ペットショップ
【弁護士解説】ドッグラン利用規約について
犬連れで利用可能なペットショップを経営しております。新たに店の敷地内にドッグラン施設を設けようと思うのですが、利用規約等は設けた方が良いでしょうか? 施設所有者・管理者等は、ドッグラン内で生じた犬や飼い主の事故等に関し、一定の法的責任が生じる可能性があります。 かかる法的責任を負わないためにも、利用規約を定めておくこ... -
動物病院
【弁護士解説】ペット関連会社からの独立・起業
現在所属しているペット関連会社から独立し、新たに同種事業を開業しようと考えています。現在所属している会社との関係や、今後会社を運営していく上で重要なポイント等はありますか? 現在就労している会社の就業規則に①秘密保持条項、②競業避止義務がないかを検討してください。 また新たな会社の設立においては、許認可が必要な可能性が...